痩せている人の買い物の仕方
私はスイーツとお菓子が大好きでいつもダイエットに失敗。一口食べてしまうと止まらなくなってしまい、永遠と食べ続けてしまいます。ついついコンビニに行くと余計にお菓子を買ってしまったり、夕方スーパーに行った時についつい買わなくてもいいのにお菓子を買ってしまうということがあります。これを防ぐ方法はあるのか。。。結論としては防ぐ方法があります。しかも意外と簡単な方法で防ぐことができます。
無駄な買い食いを防ぐ方法を紹介します。
ブライアン・ワンシンクという食心理学の第一任者が行った研究からです。人間はどのような状況の時に健康的な食べ物を選ぶようになり、お菓子やファーストフードといったジャンキーな食べ物を避けることができるのかということを調べています。結論としては、人間は自分の目の前に来たものを我慢しようとするのはとても難しいです。人間がそのような時に自分をコントロールすることができる確率は50%です。どうすれば我慢できるかということよりも、欲求を目の前にする前にどのような行動をすれば人間は変わることができるのかということを考える方がはるかに重要です。
スーパーに買い物に行く前やコンビニに行く前に・・・
一口だけでいいのでリンゴを食べてください。リンゴでなくてもいいですがフルーツなどをひとかけらだけ食べることで、何も食べなかった場合に比べて約25〜28％の確率で健康的な食品を選ぶようになってジャンキーなものを選ばなくなったという結果が出ています。
実際の実験では参加者を
- 事前にひとかけらのリンゴを食べてもらったグループ
- 事前にひとかけらのクッキーを食べてもらったグループ
- 特に何もしなかったグループ
それぞれスーパーに買い物に行ってもらいました。その結果、りんごを食べたグループはクッキーを食べたグループよりも28%、何もしなかったグループよりも25%も野菜やフルーツといった健康的な食品を買う確率が高かったということです。
続く実験では、この3つのグループに様々な食品などを選んでもらったところ、リンゴを食べたグループは他の2つのグループに比べて、全体的に低カロリーなものを選ぶ傾向がありました。逆に、クッキーを食べたグループは何も食べていなかったグループよりもより高カロリーなものを選ぶ傾向がありました。
買い物に行く前に健康的なものを口にすることで人間は健康的なものを選び買いやすくなるということが起きます。逆に、お菓子や加工食品やジャンクフードといった健康に良くないものを食べてから行くと不健康なものに手を出しやすくなるということが起きます。
健康を意識している状態を維持するためにも、フルーツなどを一口でいいので口に入れてから買い物に行くと良いのではないでしょうか。人間の脳に健康的なイメージをすり込んでおくだけでジャンクフードやお菓子などの誘惑に強くなるということです。これはリンゴでなくても他のフルーツでも野菜でも結構ですので健康だとイメージできるものを食べてから行くようにしてください。無塩のナッツとかもいいかもしれません。お昼に買い物に行く前にナッツを一口食べていくというようにするとコンビニでの誘惑にも強くなります。
健康に気を使っているイメージがつけばいいということだと思いますので、サプリメントを飲んでから行くだけでも選択が変わってくると思われます。人間のメンタルはそのような簡単な事前の刺激によりコントロールすることができます。健康をイメージする行動を事前にとっておくだけで無駄な買い食いを減らすことができます。
節約にもなる！
しかも、これは節約にもなります。人間はお腹が空いている時に無駄な買い物してしまいます。お昼や夕方のお腹が空いている時に買い物に行くケースが多いと思いますが、お腹が空いている時は無駄な買い物をしやすくなってしまいます。このように、事前の行動の仕方で自制心や食に関する判断を変えることができますので参考にしていただけたらと思います。
コンビニでの買い物でもカゴは禁止
ちょっと飲み物を買いにコンビニまで。このときも、飲み物だけなら買い物カゴは必要ないはず。カゴを持ってしまうと、じゃあアイスも、お菓子もと、不必要なものを放り込んでしまいます。ただでさえコンビニは誘惑が多いので、カゴがなくても注意が必要ですね。基本的に、どこに行っても「必要なものしか買わない」スタンスが重要ということです。
インスタント商品やスナック菓子を常備しない
カップラーメンなどのインスタント商品や、子どものいる家庭では特にスナック菓子やスイーツなども、買い込んでストックしていたりしませんか？セールで安く売られていると、どうせ食べるからと大量に買いがちなこれらの商品。インスタント商品などは、家事をやる気の起きないときにあると便利なので、手元に置いておきたい気持ちもわかります。
ですが、家にストックしてあると、「賞味期限が切れたらもったいないから」と、「小腹が空いたからちょっと間食を」と必要ないのに食べてしまいがち。最初から買っておかなければ、食べることもありません。
「無駄なものをいかに買わないか」というのが、買い物で「痩せる習慣」が身につくポイントのようです。考え方を変えるだけで痩せられるヒントが多く紹介されていますので、無理せずダイエットに取り組みたい、続けたいと考える人は参考にしてみてくださいね。
