アンチエイジングのための食事は何がいい?

最近、40歳を過ぎてから自分の年齢にビックリします。

気持ちは若いままなのに。。。

世間一般的には、オジサン、オバサンの年齢。。。

同世代の友人をみると、残念ながらハゲたり、太ったり、顔のシワが気になったりがほとんどですよね。

本当にガッカリしてしまいます。

私は、残念なオジサンにはなりたくないなので、食事に気を使ったり、適度な運動を心がけたり、今のところ若い頃から変わらず、体型維持ができています。

まだまだ、いろんなことをやりたい、学びたいので、記憶力も衰えさせたくないです。

 

それで、調べてみました。

アンチエイジングのためには何を食べたら良いか?

脳に良い食べ物は?

 

 

魚を週に1回以上食べると、脳を健康に保てることが判明しました。

魚にはオメガ3脂肪酸が多く含まれており、脳の血管や神経に良い作用をもたらします。では、魚の調理法で違いはあるのでしょうか?

「魚は焼いて食べるのが良く、フライにするのはお勧めしません」と研究者は述べています。

 

魚の脂肪酸には多くの健康効果がある

認知症は増え続けており、世界の有病数は3,560万人、2030年までに2倍に、2050年までに3倍に増加すると予測されています。魚を食べる食事スタイルが、認知症の予防に効果的です。

 

 サケ、マグロ、サバ、イワシ、ニシン、貝類などに含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)といったオメガ3脂肪酸が多く含まれます。

 これらの脂肪酸は、血液の粘度を下げ、血液の流れを良くし、動脈硬化を予防する作用があります。強力な抗炎症作用もあり、心臓病や脳卒中の危険性を低下させるのです。

 

 さらに、学習能力や情報伝達能力など脳の機能の改善効果があり、脳の働きを活性化する効果があると考えられています。

 

 脳には、有害なものが外部から入らないようにするフィルターのようなものがあり、脳内に入れる成分と入れない成分を選別しています。DHAはこのフィルターを通過し、脳内の神経伝達物質の量を増やし、情報伝達の能力を向上させる働きがあるのです。

 

魚を食べると記憶力や認知力を司る脳の領域が増える

 週に1度フライパンかグリルで調理した魚を食べると、脳に良いという調査結果を、米ピッツバーグ大学医学部が発表しました。

 

 研究チームは、参加者260人を対象に、1989年から10年間、追跡して調査しました。

参加者に、魚をどのくらいの頻度で食べ、それをどのように調理したのか、といった食事スタイルに関する詳しい情報を聞きました。

 

 その結果、魚を週に1回以上、焼いたかグリルして調理して食べた人は、魚をまったく食べていなかった人よりも、記憶力(4.3%増)と認知力(14%増)を司る脳領域の灰白質の容積がそれぞれ大きくなっていました。

 

魚は焼いて食べるとオメガ3脂肪酸を多く摂取できる

 なお、魚をフライにして食べていた人では、脳の容積に変化はなかった。また、魚をよく食べる人は、大学教育を受けている割合が高かったといいます。

 

では、調理法は何が良いのでしょう? 

「魚の脂肪酸は高熱で調理すると壊れてしまいます。魚を油で揚げるよりも、フライパンで焼いたりグリルした方が、オメガ3脂肪酸を多く摂取できます」と、研究を主導したサイラス ラジ氏は述べています。

 

 油で揚げると、脂肪や食塩の摂取量の増加につながりやすいそうです。同じ食材であっても、油で揚げることや炒めることより、炊く・蒸す・生といった調理法の方が、摂取するカロリーを抑える上でお勧めです。

 

では、魚の中で何を食べたら良いのでしょう? 

ベストセラー『老けない人は何を食べているのか』(青春出版社)の著者で、日本抗加齢医学会指導士の森由香子氏は、抗酸化作用の強い食べものとして、「鮭」をおすすめされています。

 鮭のピンク色のもとであるアスタキサンチンという天然色素に強力な抗酸化作用があります。その強さは、ビタミンEの500~1000倍ともいわれています。DHAEPAも豊富で、動脈硬化の予防にもなり、全身を若返らせてくれる食品といえます。

 アスタキサンチンは美肌効果も高く、化粧品などにも使われる成分みたいです。

 赤身の魚でもマグロやカツオには含まれていない、鮭の身やエビ、カニなど、熱すると鮮やかな赤色に変わるものに入っています。赤みの強いものほどアスタキサンチンがたくさん含まれているのです。